母が医者に余命を宣告されてから8か月。
何もしなければ3か月~半年の余命ですと告げた医師に紹介してあげたい程母は元気です。
この先どうなってしまうのだろうという不安は多くあるけれど、それでも今は問題なく暮らせている。
まるで時限爆弾を抱えて生きているような状態ではあるものの
不安ばかりに目を向けていても癌という病は完治しないので、今は前向きに生きる他ない。
ただ一つ言えるのは、癌と向き合っている闘病中の患者さん達、一人でも多くの方に知ってもらいたい事。それは本当に抗がん剤は必要なのか。
医師から言われるがままに抗がん剤を処方され、副作用により体力を奪われ食欲を失い、通常の生活が出来なくなる。挙句の果てには「もう治療を続けても向上の見込みはなさそうです。体力も落ちてきたので、これ以上の抗がん剤は体にとってダメージとなるでしょう。在宅緩和ケアに切り替えてはどうでしょう?」などと言われるのがオチです。
確かに日本は医療制度の整った素晴らしい国です。
健康保険証があれば全国どこでも安く気軽に医師の診察を受ける事が出来ます。
私も会社でよく耳にしますが、多少の体調不良で病院へ行き、医師から「なんでもないですよ」と言われ安心して帰る。勿論必要な診察も中にはありますが、医師からのその言葉一つをもらう為に、わざわざ自分の貴重な一日の時間を費やす必要がどれ程あるのでしょう…
医者は神様ではありません。私達と同じ人間です。
散々定期検診や検査の連続に付き合わせておきながら突然大腸がんステージⅣですと告げる医師。
二か月前の検診では一体何を診ていたのか。
二か月でいきなりステージⅣに進行するのか。
そんな事は素人でもわかりそうな事です。
その上余命まで告げてくる。癌を小さなうちから発見できず、対処も出来なかった医師が、余命を告げるなどおかしな話でしかない。
医師たちが簡単に人の余命を告げてくるのは
これまで抗がん剤を受けず、癌と共に生きてきた人の対応をしていないから。
抗がん剤を拒否した時点で医師にとっては必要のないお客様であるから。
何もしていない人を見たことがないから、抗がん剤を受けている患者さんの生きられる期間が大体この程度。そんな事しか見ていないから、簡単に余命を告げてくるのです。
ただ、私の母は何もしていないという訳ではありません。
癌を患っている人の生活の仕方や食事の仕方、摂取する物には気を配っています。
この食材で癌が消えるとか、その様な証拠たるものは勿論ありませんが、現状を維持できている母の生活スタイルが今後同じような癌患者さんへ向けて発信していけたらいいなと思います。
コメント