末期がんと宣告されたら

末期がんと言われて皆さんはどんなイメージを持つでしょうか

恐らく大半の人が「死」を連想するのではないかと思います。

もう寿命は少ない。早くに死んでしまう。残りの人生に絶望を感じて全く生きた心地はしないと思います。私も母が末期がんと宣告された時はそうでした。毎日泣きました。泣いても癌は消えないとわかっているけれど、やっぱりいつも涙は止まらなかった。当の本人である母はもっと辛かったと思います。

母の癌は直腸癌からの肝臓転移。いわゆるステージⅣと言われる末期です。癌が直腸に密着する様に(お恐らく浸潤しているのでしょう)手術不可能と言われている状態。

当然医師から告げられたのは化学療法。抗がん剤です。私も立ち合い医師の話を聞いておりましたが、スラスラと抗がん剤の名前を4つ程あげてそれを体に入れるというのです。

ここで皆さんに理解しておいてほしいのは

抗がん剤は決して癌を治すものではありません。

癌は本来自分自身の作り出した細胞です。自分そのものです。

都合よくその細胞部分のみを消すなんて薬はこの世に存在しないのです。元気な細胞も一緒に破壊され、副作用に苦しむ事になります。

サリドマイド訴訟やスモン訴訟を契機として医薬品副作用被害救済制度が創設されたにも関わらず、抗がん剤や免疫抑制剤での副作用は除外とされています。

最も重要な部分であるのにとんでもない話です。日本から抗がん剤を失くしてしまったら、ある意味で困る人達が大勢いるのでしょう。

あんな威圧的に抗がん剤を進められたら、半数以上の患者さんは医者の言われるがままに治療を開始します。抗がん剤は病院側にとってあまり儲けのない薬品と言われていますが、決して粗利がゼロな訳ではないのであって、病院側にとっては通院確定のお客様状態です。病院は患者さんがいないと成り立たないビジネスですから。

当然私達家族は抗がん剤を断っているので、医師側から見ると好くない(よくない)患者となります。

それでも断るのには理由があります。

少しでも長く、好きなように生きる為です。

中には批判ばかりではなく、抗がん剤を拒否する私達家族を肯定してくださる医師もいらっしゃいます。「こんなに元気な方に抗がん剤を打つ必要なんて絶対にないですよ。普通に日常生活が送れているのならそのままの生活スタイルを大切にしましょう。」

その他食生活には気を配って、普通の人よりもビタミンやマグネシウムを摂取してくださいとのお言葉でした。この詳細については今後発信していく予定です。

今日もどこかで癌宣告をされ、心が潰されそうになっている方がいるかもしれません。

そんな方にも是非届いてほしいです。

抗がん剤を拒否しても、

正しい体の付き合い方をしていれば、あなたの体は必ず良い答えをくれるということを。

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